７月７日に神戸市中央卸売市場西部市場（神戸市長田区）で開催されました、第２１回佐賀牛枝肉共励会に出品された、最優秀牛を購買しました。
佐賀牛は、年間を通して定期的に神戸市場に出荷されていますが、この販売会は、そういった佐賀牛の中でも、年間でナンバー１の佐賀牛を決める大会です。
その年間ナンバー１の佐賀牛を、新生屋食品店が買わせていただきました。
しかも、去年も買いましたので、２年連続です。
右が新生屋食品店・代表取締役社長の萩島です。左がこの最優秀牛を出品された、中山牧場の中山敬子取締役です。
中山牧場は、これまで数多くの品評会で入賞している、すばらしい農家さんです。中山さんとは何度かお会いしていますが、やはり優れた生産者の方だけあって、いろいろと勉強になります。
現在、東日本大震災後の風評被害などの影響で、肉牛農家が非常に減っています。
その影響で、末端の牛肉価格は高騰しています。
スーパーに行かれたら、和牛が５年ほど前に比べて、２倍ほどの値段で販売されていることをお感じになるかと思います。
この高値で我々も仕入れに非常に苦労しています。
ですが、生産者の方も、同様に苦労されています。
今回のこのように、最優秀牛を高値でどんどんと買うことで、今後も生産振興に努め、生産者の方に潤っていただき、肉牛を増やし、そしてその多くのお肉を、消費者の皆さまにお届けできるよう、努力していきたいと思っています。
今回、このようにして最優秀牛を買えたことを、市場の皆さま、佐賀の生産者の皆さま、取引先や消費者の皆さまに感謝したいと思います。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
また、今回のせりのようすを、専門誌の週刊「食肉通信」に取り上げていただきました。
もっと取り上げられるよう、今後もがんばっていきます。
代表取締役 萩島由太
